「社会を変える履歴書プロジェクト」とは

「社会を変える履歴書プロジェクト」は、新しい価値観を社会に広める<しくみ>をつくるプロジェクトです。<履歴書>というたった一枚の紙から、市民や大学、企業がいつの間にか社会の課題と向き合い、NPOやNGO等と共により良い社会めざすきっかけを創りだしていくことが期待できる<しくみ>です。

  「履歴書」に書くことを見直すことによって、さまざまなメリットが期待できると思います。将来の日本を担う若者が、学生時代にNPOやNGOなど社会問題の現場を経験することは、様々な価値観や社会の問題を知り「自分には何ができるか?」「自分は何がしたいのか?」を考えるきっかけになります。その経験は、就職だけでなくその後の生き方にもプラスになることでしょう。企業にとっては、学生たちの経験や志向性が明確になれば、求めている人材をより確かに確保することができるようになります。また、企業として学生たちの社会経験を評価すること自体が社会貢献となるのです。そして、NPOなどの非営利団体や学会にとっては、活動人材の確保や資金面の活性化が期待されます。
本プロジェクトを通じて、企業、NPO、学会、大学や学校などが連携し、ともに社会に貢献する志をもつことが、心豊かな社会を創るものと考えます。

社会を変える履歴書プロジェクト
実行委員会
 
 

年間の新卒者数(大学院、大学、短大、専門学校など)はおよそ70万人、転職者を含めるとさらに多くの方が履歴書を書きます。履歴書に<NPOやNGO、学会の会員>や社会貢献の経験を書く”きっかけ”をつくることで、多くの学生や社会人が社会の課題に興味をもち視野を広げることになります。学生の意識を変えることは、将来の日本人の意識を変えることにつながります。二十歳になったら社会貢献団体の会員に!が当たり前の社会に・・・
 

~社会のメリット~
· 大がかりな仕掛けや予算が必要ない(新しい履歴書を使うだけ)
· 若者の育成ができる(一日だけのボランティア体験ではなく、継続的に、より深く)
· NPO活動の活性化と普及ができる(活動への参加者・会員・支援者の拡大)
· 日本人の意識改革を毎年何十万人単位で行うことができる!